marblemachine the Escargot &mouse(カタツムリとねずみ)
今回は6月にちなんでかたつむりとねずみを作りました!
ポイントはカタツムリの殻をビー玉にしたところです。
ビー玉の世界にいけば、こんなカタツムリもいるような気がして、製作しました。
約17㎜のオーロラビー玉
12・5㎜のオーロラビー玉
これらを使用してカタツムリの殻を作っています。
3匹のねずみは道中に楽をしてカタツムリの背中の上に乗っています。
だけど、カタツムリのビー玉を他の天敵は奪いにくるかもしれないので、
3匹のねずみは常に周りを見て警戒しています。(首が半回転します)
カタツムリはねずみのことなど気にせず、前に進むのに必死です。
目が伸びたり、縮んだりします。
これだけのビー玉です。ビー玉の世界ではかなりの価値があります。
なので、見つからないように進んでいきたい、、ねずみ達な訳です。
交互に横に首を振るギミックです。
カムが回転するたびに対応するギミックがカムについた棒に当たるまで回転しようとします。
それぞれは単調なので、今まで製作してきたオートマタの応用なのですが、細かいので、多少時間が掛かりました。それでも以前に比べると割とスムーズにこなすことが出来ます。
数を作れば、それなりにうまくなるという事ですね。
反対から見るとこのような感じになっています。
草むらの中を進むかたつむりの様子です。
以前に比べると装飾も増して、だいぶリアルになってきました。
三匹同時に首を色々な方向に動く姿はとても可愛らしく、愛着がわいてきます。
ねずみを製作するのはオートマタシリーズの中で二回目ですが、
やはりキャラとしての使い勝手が良く、
色々な場面に登場させてみたくなります。
3人の関係は友達なのか、兄弟なのか、それともただの他人なのか。
そうした設定は全く決めていませんが、この作品を見て“この3匹のねずみの関係は?“と想像してみるのも面白いかも知れませんね。他の作品にも言えることですが、どの作品にもそうしたイメージの余裕を作る事で、作品としての魅力が増していく気がします。
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気が付けば、6月が終わります。
この作品以外にもたくさんオートマタの作品を作っていますが、なかなかブログに公開するまでにに至りません。ブログを書く、というやり方もずっと続けていますが、書かなくてもSNSの発信で十分なのか、それとも自分の中で作品に対してしっかりと冷静に見つめ直すため、続けていくべきなのか。
最近、ちょっと迷っています。
でも、いつかこうした積み重ねが実るような気もしています。
まあ、勘ですが。笑
でも、この勘を大事にしていないと作家としてやっていこうと思えないのです。
ただ、勘だけじゃない確信の瞬間もあります。
それは今ままで作ってきた作品を見たり、遊んでみたりして感動してくれることです。
そういう時に作家として頑張ろうと思えます。
さあ、7月に向けて、どんな作品を作ろうか。
今から少しずつ考えます(;^_^A