
不登校という言葉の違和感と時代を見つめて
非登校の日
子どもが学校に行かない状況を「不登校」という。
この言葉は社会全体に深く浸透し、長年の共通認識となっている。
だが、本当にこの言葉は今の多様な選択が出来る時代に即した言葉なのだろうか?
不登校という言葉ではなく「非登校」という言葉で社会にもたらすポジティブな可能性を示しながら
現状の不登校児を中心とした家族の日を提案し、共に今の世の中を考えたい。
「非登校」と「不登校」の言葉の違いは?
非登校は学校に行かないという状態を表す言葉で、不登校と基本的には同じ意味を指します。
非登校の言葉の良さは‟不登校というネガティブなイメージ”を払拭しながら、現代に合う子ども一人ひとりの状況を尊重した多様な学び方を応援する考え方として新たな意味を見出せる点です。
「非登校の日」年間スケジュール
4/22、5/26、6/30、7/14、8/25、9/29、10/27、11/17、12/22


アトリエの場の提供は今の社会に対する新たなアプローチ。「非登校」というキーワードが繋ぐ4つの可能性

①アトリエの遊び空間でアナログな遊びを楽しむ
学校に行かずに家で過ごす子ども達はYouTubeやゲームを1日中して過ごすような子どもも多くいる。(不登校児に限らないが、、)そうした日常の中でアトリエで過ごす事が日常の新たな気付きと変化をもたらし、リラックスした雰囲気で息抜きとなる。
②不登校児の親同士が出逢い、
新たなコミュニケーションの場になる。
不登校となった親が一人で悩みを抱えるケースは多く、悩みを抱えた親が孤独になり居場所がないことも。そうした親子へのアプローチをしながら「非登校の日」という枠組みの中で遊びに来ることで親子同士が繋がっていく。そこは同じ悩みを抱えた親子の安心の場となる。


③学校や家庭以外の第3の居場所となり
自身をゆっくりと見つめる時間へ。
アトリエという空間で過ごす中で新たな社会との繋がりを意識することができ、自分自身を見つめることが出来る。又、既存の学校や教育機関のカリキュラムに捉われないモノ作りが可能で、デジタル以外のアナログな面白さに気付くキッカケにもなる。
④おもちゃ作家という既存の仕事とは
違う生き方との出逢い
学校や家庭とは異なる価値観を持つ大人との交流は、子どもたちの視野を広げ、多様な考え方を受け入れる心を育む。又、 既存の働き方とは違う生き方を体感することでリアルな将来像を描き、自身の未来を考える機会となる。

現状の「不登校」という言葉について言及した内容はコチラです。
どんな親子の暮らしも、そのまま。「みんなちがう!があたりまえの社会になる!」
学校以外で学ぶ子・おうちで過ごす子いろんな子がいます。
子ども達が、いつでもどこでも「知りたい!やってみたい !」を選択できるように、
おうち以外で気軽に立ち寄れる場所づくり、それが 「街のとまり木」であり「おやこのとまり木」です。作業療法士視点と親子さんのやりたいことを一緒につくり、第三の居場所を提供しています。同じ想いの親子との共有体験から、親子の歩みを応援します 。今、全国に仲間が広がりはじめています。

不登校を語る親カフェ ポレポレ”は、不登校の子どもをもつ親たちで立ち上げた、親の会です。親子が孤立せず、語り合うことで“ホッとひと息”が生まれる 場づくりをめざしています。不登校または学校に行きしぶるお子さんのいる保護者さんが対象です。
札幌で月1回、お話会開催中。
(金曜、土曜に開催しています。)
